北海製罐株式会社

SUSTAINABILITY サステナビリティ

ENVIRONMENT 環境への取り組み

1. キーワードは
「環境負荷の軽減」

パリ協定を起点に国際的に持続可能な社会に向けた動きがますます大きくなり、
気候変動、地球規模での資源・廃棄物制約などを具体的に取り組むことが求められています。
 北海製罐では、日本政府の「温室効果ガス(GHG)の排出量を2050年までに実質ゼロにする」方針に
準拠し、「2050年カーボンニュートラル」の実現と持続可能な資源循環型社会に向けて活動して参ります。

2. 省エネルギーへの
取組み

貴重な資源を有効に活用するために、設備更新時はエネルギー使用量を削減する高効率設備の導入を行います。
また、環境配慮型商品の取り組みとしてスチール缶については顧客ニーズに合わせ小型化、軽量化を継続して推進します。
ペットボトルについては「プラスチック資源循環戦略」など世界的、
及び国内にて持続可能な社会に向けての活動が加速しており、新たな目標が求められています。
北海製罐では更なる環境活動(全社環境協議会)のステアリング組織を作り重点課題を推進します。

COMMUNITY 地域への取り組み

趣のある景観を保持し、由緒ある街を守る

北海製罐 小樽工場

かつて海運貿易と漁業を中心に北海道開拓の玄関口として栄え、今では北海道有数の観光地として人気の高い街・小樽。
水産缶詰用空缶の製造と倉庫業を営む会社として始まり、2021年に100周年を迎えた当社の起源は、この街にあります。

小樽運河がその役割を終え観光名所として生まれ変わってからも、街の景観を損ねないように修繕を繰り返してきた小樽工場の施設群は、1990年に小樽市都市景観賞を受賞し、2012年には小樽市から歴史的建造物に指定されました。
その佇まいは小樽運河の一部として溶け込み、今日もエキゾチックな小樽の街とともに新たな歴史を刻んでいます。

小樽罐友倶楽部

  • 地域住民の生活に
    溶け込むサイレン「ポー」

  • 観光客を迎え続ける「小樽工場」

  • 「小樽罐友倶楽部」

小樽市を散策すると、ひっそりと佇む槍造りの和風建築物が目にとまります。東京信濃町の料亭「光亭」の店舗として1937年に建築され、現在は北海製罐株式会社が所有する罐友倶楽部です。
かの棟方志功が居候していたというこの建物には、客同士が鉢合わせするのを避けるために複数の導線を設け、

照明は一つひとつ形が異なるなど、各所に料亭としての細やかな配慮がなされています。
北海製罐株式会社は、小樽市から歴史的建造物に指定されたこの建物を、大切なお客様を迎える場として活用しながら守り続けています。

TOPICS 小樽市に防護服を寄贈

ホッカンホールディングス株式会社は、国内外で新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか医療の現場で深刻化する衛生用品不足を支援するため、小樽市を通じて医療等に従事される方向けの防護服(計450着)を寄贈しました。
当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止の最前線において尽力されている皆様に心からの感謝と敬意を表するとともに、役員・従業員一体となって感染拡大防止に努めてまいります。